竹中平蔵 竹中式 マトリクス勉強法 たまたま手にした慶応義塾大学教授である竹中さんの本なのですが、いろいろな意味でとても参考になる部分があったので皆さんにも紹介しようと思いました。
最初に断っておきますが、こんなページを作ると「本屋のヤラセか…」とか「竹中の知り合いが本を売るために…」などと勘ぐる方もいるかもしれませんが、まったく関係ありません。経済学者である竹中さんとは、知り合いでもなんでもなく、話したことはもちろん、たぶん道ですれ違ったこともありません。それに、元々は竹中氏のことは好きではありません、というより「嫌いでした」。ちょっとタレ目のお坊ちゃん風の顔と、あの和歌山弁の影響か英語の影響かわかりませんが、舌を巻いたような発音がところどころに出てくるのも気に入らなかったほどです。(テキストは2008年11月15日発行の第5刷りです)
特別に経済学や政治に興味や期待があるわけではないので、「竹中平蔵」の名前を始めて知ったのは2001年の小泉内閣で経済財政政策担当大臣になったときだと思います。
政治に関しては、新聞などを読み、思い付きを適当に友人たちと話すことはありましたが、ことさらに深く考えるほどの興味はありませんでした。ところが後に「小泉劇場」と呼ばれる「刺客」「ぶっこわす」などの、それまでの政治にはない新鮮な言葉が登場するようになり、ニュースなども少し注意深く見るようになりました。
そのときに「竹中平蔵」が出てくるわけですが、最初にも書いた和歌山弁か英語の影響だと思われる、巻き舌風のアクセントがところどころに出てくるところや、質問や否定などがあると理路整然とやや早口でたちまちに返答、反論する嫌らしさに「中学校か高校で同級生だったら後ろからスリッパで頭を引っぱたきたくなるタイプのヤツだな」と思っていました。また「小泉の腰巾着みたいなヤツ」とも思っていました。
ただ、小泉政治には今までの何かを変えるんじゃないかという期待感を持つようになっていました。
その後、めまぐるしく政治は変化して、「美しい日本の安倍」「自分を客観的に見られる福田」「マンガの麻生」と総理大臣がコロコロと変わっていきました。
竹中氏にそれまでと違う好感を抱いたのは、小泉氏が引退を発表した後ぐらいだと思いますが、あるテレビ番組で竹中氏を見たときです。理路整然とした話し方は変わりませんが、どことなくそれまでにないゆったりした口調と「郵政民営化」を実現するのに必要だった大変な苦労を感じました。「ふーん、意外に真剣にやってたのかも…」と少し好感度がアップしました。
その後、時々出会うテレビや新聞などで竹中氏の言葉や書いたものを読むと「思ったより大変だったんだなぁ」と感じることがたびたびありました。郵政民営化実現についても、竹中氏自身の自慢をすることは一言もなく「小泉総理がいたから…」と、常に答えていたのも印象的でした。
今回たまたま、流行物の好きな友人が購入した「竹中式 マトリクス勉強法」を手にしたわけですが、パラパラと読んでいるうちに引き込まれ、「これを紹介してみよう」と思ったわけです。